当サイトに表示されているサービスは日本限定です。続けますか?
偉大な作家との結び付きを探った「Brillantes Ecritures(華やかな文体)」展に続いて、「Dess(e)in de nature ‐ 自然をテーマにしたデザイン画」展では、引き続きショーメと芸術との深い関わりをご紹介していきます。創業以来、ショーメにとって尽きることのないインスピレーションの源となってきた自然。さまざまな動植物が佇むこの生き生きとした世界を散策する初めての機会です。
ジュエラーが制作した植物図鑑の細密画を思わせる素描から完成品まで、ジュエリー制作の過程を段階的に追いながら、比類ない宝石の輝きに宿る秘密をデッサン画を通して発見してください。
所要時間は45分で、見学には予約が必要となります。以下のモジュールからご予約ください。
自由見学ですが、ご不明な点があればメディエーターにお尋ねください。
メゾンの歴代ジュエラー達は、デッサンや作品を通して、自然、あるいは人間によって整えられた美しさを称賛し続けてきました。
「オークの葉のティアラ」(1890-1900年頃)
「ブローチのためのオークの枝の素描」(1850年頃)
オリュンポス神々の王ゼウスの聖木であるオークは、西洋史に深い関わりを持つ木のひとつです。聖ルイはこの木の下で正義を唱え、ドルイド(ケルト人社会の祭司)はこの木に寄生するヤドリギを集めたと言われています。威厳のシンボルであるこのモチーフは、19世紀末にメゾンが制作したオークの葉のティアラをはじめ、ティアラ作品に重用されています。
「小麦のブローチのプロジェクト」(1890年頃)
ショーメ「小麦の穂のブローチ」、ゴールドとダイヤモンド(2015年)
「小麦の穂のティアラ」(1810年頃)
ギリシャ神話では、小麦の栽培は、穀物の成長および大地の肥沃さを司る女神デメテルによって人類にもたらされたとされています。小麦はショーメの作品において、最も古く、そして最も多く登場するテーマのひとつです。また、メゾンのミューズである皇后ジョゼフィーヌのお気に入りのモチーフでもあり、ティアラに取り入れられました。ショーメは、この豊穣の象徴であるモチーフを長年にわたりリメイクし続けており、2015年にメゾンが制作したゴールドとダイヤモンドのブローチにも見ることができます。
「ヴェルティージュ」ティアラ。ダイヤモンド、トルマリン、ガーネットをセッティング。スコット・アームストロング君がショーメのためにデザインした作品(2017年)
本展の目玉である「ヴェルティージュ」ティアラは、インスピレーションとなった自然を表現しています。あくまでも現代的なこの作品は、ショーメが名門ロンドン芸術大学セントラル・セント・マーチンズ校の学生を対象に企画した、20世紀のティアラ作品コンテストから生まれました。最優秀賞に輝いたスコット・アームストロング君(当時21歳)は、ショーメの自然主義的な伝統やフランス式庭園の幾何学性に着想を得ました。この曲線と直線のみから成る非構造化されたデザインのティアラは、メゾンのハイジュエリーアトリエによって制作されています。
「メゾン・ショーメは、「Dess(e)in de nature ‐ 自然をテーマにしたデザイン画」展にて、所蔵デッサンや各種ジュエリー作品の一部を初公開します。 この作品間の対話は、自然主義的な観察の正確さとこれらの感動を呼び起こす芸術作品の洗練との間の流動性を説明しています。見学者はこうして、動物や植物の多様性に触れ、その最も奥深い相互作用に関する知識を深めます。
ショーメのサヴォワールフェールの根幹をなす数多くの要素が、好み、社会的な趣味、そしてその発展に使われてきました。ショーメは本展において、作品と生物の計り知れない多様性との間の連続性を主張することで、自然を崇高の域にまで昇華させています。」
– マルク・ジャンソン、展覧会コミッショナー –
「月桂樹と蝶のコルセット前部のプロジェクト」(1890年頃)
欲しい物リスト
マイカート
EUROPE
ASIA - PACIFIC
AMERICAS
MIDDLE EAST
配送先を変更すると、カート内の商品の価格や在庫状況に影響が出る場合がございます。