ショーメ& 日本
日出ずる国への貴重な旅
ショーメは日本の美しさに魅了されています。マリ=エティエンヌ・ニトが敬愛した日本の芸術様式から、メゾンの精神よりインスピレーションを得た独自の作品まで、この唯一無二の繋がりは何世紀にもわたって続いています。美への愛着が両者を結び付け、共に自然からインスピレーションを得ています。パリと日本の間には、真の価値とはなにか、という共通の認識が息づいています。
1793
年 日本との出会い
メゾンの創業者であるマリ=エティエンヌ・ニトは、王妃マリー=アントワネットの美術品コレクションの目録作成を任されました。これらには、日本の漆器や磁器が含まれ、創業当初から、日本はショーメの歴史において重要な役割を果たしてきました。
メゾンは日本の芸術に魅了され、さらに導かれます。
硯箱、儀式用の衣装をまとった歌人小野小町(834–900)とフランソワ・レモンドによる象形文字(1747–1812)制作 – ルーブル美術館(パリ)© 2001 GrandPalaisRmn (musée du Louvre) / Martine Beck-Coppola
1868
1912
年 遠くから吹く爽やかな風
明治時代、日本は西洋諸国に門戸を開きました。ショーメは、メゾンのスタイルと、優れたクラフツマンシップを重んじる日本文化の優雅さを融合させました。
昭和天皇から前田利為侯爵、松井男爵に至るまで、メゾンの名高い日本人顧客たちは、この芽生えつつある良好な関係を目の当たりにしました。
新たなインスピレーションの源。永遠に続く絆。
切り紙のモチーフを取り入れた日本風ヘッドバンドのデザイン、1900年代、ブラックペーパーにグラファイト鉛筆とグワッシュ – ショーメ コレクション(パリ)
1901
年 唯一無二のジュエリー
ショーメは、類まれな職人技でベルトのバックルを生み出しました。そこには、雷神が雲の中から現れ、逞しい腕で、傘を差した芸者が持っているオパールの太鼓を打ちつける様子が描かれています。エメラルドを中央にあしらったバラの花や、セッティングされたダイヤモンドやアゲートを用いて、この精巧なミニチュア作品が構成されています。
壮大なクリエイション。神話がハイジュエリーへと変身。
日本風「雷神」ブローチ、1901年、ゴールド、アゲート、オパール、ルビー、エメラルド、ダイヤモンド – ショーメ コレクション(パリ)© Pauline Guyon
1974
年 日本の地で繰り広げられる新たな章
ショーメは、日本の販売代理店と初の商業提携を結び、日本市場へ参入しました。メゾンは日本で名声を確立し始め、三越百貨店との契約締結(1983年)により、日本市場での存在感は躍進しました。ショーメを取り扱い店舗は、日本橋、大阪、名古屋、札幌にありました。
絆が根付く。止まることのない成長。
アーティストによる日本橋三越百貨店(東京)にあるショーメブティックの想像図、1985年頃 – ショーメ コレクション(パリ)
2018
年 – 揺るぎない絆
「シャン ドゥ プランタン」のジュエリーセットは、自然の再生力を称えたもので、ショーメにとって重要なインスピレーション源であり、日本にも深く共鳴するものでした。同年、ショーメは東京で『ショーメ 時空を超える宝飾芸術の世界』展を開催し、この歴史を称えました。
絆が強まり、輝き続るメゾン。
2025
年 大阪・関西万博
大阪にて開催された万博にて、メゾンは日本との何世紀にもわたる対話を継続し、その絆の深さを示しました。展示物はすべて和紙で作られ、日本の豊かなクラフツマンシップに敬意を表しました。
遠い昔の物語。まだ書かれていない新たな章への約束。